私は主人と子供二人の四人家族で暮らしています。
家を建てようと思ったのは、上の子が小学校に上がるというタイミングです。夫婦とも地元ではないのですが、この土地に腰を据えて子育てしようと決心しました。
土地選びは元々住んでいた所を中心に見て回りました。分譲し始めてまもない土地を見に行った時、そこからすぐの所に小学校と中学校が見えたのは大きな決め手になりました。田舎育ちなので、程よく自然の残っている環境も良かったです。少し主人の通勤は遠くなってしまいましたが、子供中心で考えました。
家は北側道路に面している北玄関ですが、建物は極力北寄りにして南側の庭を広く取りました。おかげで庭の広さは充分なくらいで子供達が思いっきり走り回って遊ぶことができました。家の内装はなるべく自然を生かしたナチュラルテイストなインテリアにして、リビングダイニングを広く取りました。キッチンに関しては料理中でも子供達の様子が見られるように対面式にしてもらい、通路の幅はあまり広く取らずに移動が少なくなるようにしました。二人すれ違う時は体を傾けないといけない幅なのですがキッチンは一人での作業がほとんどですし振り向いてすぐ後ろの物が取れ無駄な動きを少なくできます。その分収納が少なくなってしまいましたが無駄なものを省いてスッキリさせました。
今現在十五年以上経ちましたが、広く取った庭は子供が小学校のうちは良かったのですが、そのうち出ることもあまりなくなり、今は広い庭の手入れの大変さだけが残っています。私たち夫婦の仕事もあり庭にかかりきりにはなれない状況ですが、今後仕事が楽になり引退してから自分達のために庭を趣味として使えるのかなと思っています。
この土地は雪が積もる時があり家の前の道路を雪かきしなければなりません。うちは、建物を北寄りに建てたため陰になり雪が解けるのが並びの住宅より遅いです。雨が降った後も道路が乾くのが遅いという欠点もあります。
そんな建ててみないと分からない不都合な事も多々あるのですが、こだわった広さというのは子育てには良かったと思います。子供が大きくなっても無駄ではなくまたこれから違った使い方ができればと思っています。
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