場所選定では、一番に考えたことは、生活環境です。子供が小学生時分に購入したので、自宅から小学校、中学校までの距離、そして夫婦共働きでしたので、小学生の子供を学童に学校帰りに行かせるため、学童は小学校から、道路交通状況上、危険でないかなど重視し購入を考えました。
無論、スーパーマーケット、病院なども考えましたが、全てが網羅可能な場所など、できませんし、購入費用の関係からも考え土地購入を考えました。
住まいの自慢は特にはないのですが、土地は約50坪と、東京ではなかなか一般サラリーマンでは手が出ない広さの土地だということです。それだけ坪単価が田舎なため、安価ということです。
サラリーマンで都心の会社まで通勤が1時間半と、これだけの土地所有ができ、かつ子供達には多少自然が残っているような地域であり、子供のこれからの生活を考え、その地域を選定しました。
土地が約50坪のため、建坪もそれなりに広く、4人家族で5LDKの建物となり、自宅内空間は広く、また、立地環境が角地であり、しかも南向きの建物なので、陽の光が家内に良く入ります。なぜなら家の前は公道、その先には農家の畑が広がっており、日光を遮るものがないからです。しかも南向きのリビング窓ガラスの高さがあり、陽の刺し方が真冬でも暖房を入れずに部屋内が昼間は温まるほどです。
逆に真夏は、庭にすだれを設置し、太陽光を遮る必要もありますが。
家作りでの家族要望は、個々で部屋が欲しいとのことで5部屋の家を建てることになりました。
しかし、子供が中学、高校生となるにしたがい、個々の部屋は必要かと、その時に思いました。
やはり、子供もある程度の年齢になればプライベート空間が必要だからです。
家族の絆は、その家族それぞれと考えますが、私個人の考えは、子供達に独創的発想力を付けてもらいたいとの親の勝手な考えを持っておりましたので、それには個々の空間が必要かと考え、前述しましたように各部屋を作りました。
子供達はいずれ独立心を持ち、個々の人生を歩むことになります。
それを考えますと、家族の絆な大切なことと考えますが、時代ですので、家の後継ぎという時代ではないと、私は考えており、ならば子供達の独立心を旺盛にさせることが、必要かと考え、そのような戸建てとしたのです。