戸建の家を購入したときの住まいの後悔スポットということになりますが。 実は既に10数年前になりますか、新築の建売住宅を購入したのですが、今でも時折、状態を振り返っては後悔しております。 購入したのは小田急沿線の神奈川県下の主要な駅から7kmほど離れていて、住まいの状況としては大型団地の一角でもあり、主にもモダンな建売住宅のエリアが有ったのです。 ただ、東京首都圏に通勤する者にとっては、やや遠い感じは受けたのですが、自然環境や居住環境、それに大型商店地もあり、それに子供のための文教関係も揃っていました。
筆者が購入したのはその団地の中心部に位置していて、4戸の住宅の内の1戸でしたが、裏側(奥側)の2戸は別にしても、表側の東南の角地と隣の西側に面した建物でした。 建物それ自体は間取り等は変わらず同じようなものでした。 筆者達は東南角地ではなくて西側に面した建物を購入しました。
しかし、これが数年経って失敗だったことが判ったのです。 つまりは角地ではないために価格の安さに惑わされたのです。 土地の広さや建物そのものの床面積や造りなどは同じであったが、価格的には東南角地ということで此方は1割ほど高かったのです。 反対に筆者がが購入した隣の西側の家は1割ほど安かったのですね。
実は、東南の角地は風通しも良く、朝から朝日が入ってきて日当たりも非常に良かったのです。 ところが筆者の購入した隣の家は、朝の時間帯や午前中はこの家の影になり日当たりが悪く、南側に面しているとは言っても、主に玄関部分に取られ日当たりとしてはあまり有効ではなったのです。
価格的には、仮に3000万円とすると日当たりの条件だけで1割の2700万円で購入したことになるのです。 陽の光、採光と言うモノは朝や午前中というのは、柔らかい光が浅い角度で部屋の奥まで入ってきます。 単なる南側というのは角度がついて奥までは入ってきません。 これらの自然の恵みである採光というのは生涯変わることはありません。 つめり陽光というのはお金では買えない自然の恵みだったのですし、特に、冬季になると隣の東南角地の家が羨ましく見えるのです。