数年前、子供の成長を機に、マイホームを購入しました。
その際の体験談を紹介させていただきます。
マイホーム購入の検討にあたり、まず都心部のマンションか、郊外の一戸建てかの選択肢を持ちました。マイホームを資産として考えた場合、一般的には都心部のマンションを選択するようですが、私の場合は幼少期をマンションで過ごしたことからか、一戸建てに対しての憧れのようなものがあったので、あまり迷うことなく、一戸建てを選択しました。土地選びについては、なるべく利便性の良い場所を希望していましたが、予算の関係上、都心部まで電車で1時間程度の郊外となりました。
注文住宅で、土地選びから工務店さんの提案に頼っていましたが、今思えば、土地選びはもっと自分の足や、インターネットの情報を活用して、自分で選ぶということに拘ればよかったように思います。
それは、土地への拘りがなかったことから、結果として工務店さん任せとなってしまって、一部子供の環境にふさわしくない地域があったことに購入後気が付いたことがあったからです。
幸い我が子に関しては、悪い影響を受けることなく成長することができましたが、そのような良くない環境からは少しでも距離を置くことも、土地選びでは大切なことだと学びました。
次に、住戸についてですが、先述したように、注文住宅であったことから、基本設計から関わることができました。しかし、住まいへの拘り、趣味趣向が極めて少ない我が家においては、要望がほとんどなく、ここでも工務店の設計士さんの提案の通りに進むことになりました。暮らしというものは家に合わせるものとの思いもあるためか、何の不自由もなく暮らしていますが、せっかくの注文住宅ですから、もっとわがままを言って、設計士さんを少し困らせるくらいでもよかったのかなと、後で思いました。でも、そのためには、複数のモデルルーム等を見て、触れて、世の中の流行りや、新しい設備を知ることが大切だと思いました。