家を買うと決心したタイミングは、転勤の多かった会社を辞め、地元の会社に就職したことです。地元の会社は転勤がなかったので、地元に戻ってずっと暮らすことに決めたので、それが家を買うきっかけになりました。また、子どもがちょうど2歳になってばかりだったので、これから保育園や幼稚園を決めるにもちょうど良い時期だと感じたからです。土地選びで苦労したのは、良いと思う立地だと値段が高くて手が届かなかったことと、また良いと思う土地を無理して購入するくらいなら、最初から土地と建物がセットになっている分譲住宅にしようと思ったのですが、分譲住宅は隣と隣の感覚が狭く、窓を開けたらすぐに隣の家まで手が届くような距離だったのが気になって辞めました。また、見た目はとても豪華でも中に入ると昼間でも電気をつけていなければいけないくらい暗かったり、設置されているシステムキッチンも最新のものではないなど、希望通りにいかないと思うことが多かったので、やはり後悔しないためにも注文住宅にしようと感じました。なので、結局主人の実家の所有している土地で建てることになりました。実際に建てて見て、住まいの自慢はやはり外壁も内装も自分好みの色にしてあるので満足度が高いことです。特にキッチンだけは自分が一番沢山使う場所なので、好みにしないと気が済まず、カウンターの高さから食器棚の色まで自分に合うようにオーダーしました。また、湿気が部屋にこもらないように壁の一部をエコカラットにしたことで、メリハリのあるモダンな空間になったと思います。逆に後悔スポットは窓の位置です。図面ばかりを見ていて、立体的な部分というのはあまり気にしなかったので、家が建った後遠くから眺めると、窓の位置に統一感がないように感じました。家づくりの際に家族からは和室が欲しいという要望があり、和室は一部屋造りました。畳の値段が高かったので、予算面で一部屋しか作れませんでした。家づくりに際して子供のために気をつけた点は、必ず一人部屋を提供してあげれるように間取りを多くしました。自分が子供の頃、兄妹が多かったことで子供部屋が足りなくなり、結局親は増築したという経験があったからです。家を建ててからは家の居心地がよく、家族みんなが家にいることが多くなったので、絆は深まったように感じます。